老健入所21日目…。
今日はチコちゃんの入所している老健に5日ぶりに面会に行った。
チコちゃんの部屋があるフロアまで行くと陽の当たるソファに腰を掛けていた。
いつもより少々面会に行く間隔が開いてたので、若干不機嫌な様子。
洗濯した物を部屋に持って行き、ロビーで話する事にしたが、リハビリで疲れていたのか少し歩く速度が遅く感じた。
ロビーにて老健での生活の事について話していると、ちょうど面接の時に担当だった方が来て、チコちゃんの新たなケアプランについて話があった。
介護認定は要介護4の認定だが、現在はリハビリの成果もあり、身の周りの事は殆ど自分で行っており、週3回のリハビリと週2回の公園での散歩、それに加えクラブ活動等の無い空き時間は施設内を歩行しているとの事。
食事については以前入院していた病院では、1日1800カロリーだったのが、現在は1日1500カロリーで少し物足りないらしい。
自宅復帰に向けて老健に入所している3ヶ月の間に1㎞以上の歩行が出来て買物ができるようになる事と、栄養価の高い料理の知識を身につける事を目指してトレーニングするとの話があった。
老健を退所する前に地域のケアマネージャーにケアプランを立ててもらうようにとのアドバイスも頂いた。
腹水についても安定しているようで、体重も少し増えている傾向との事。
もうすぐ無くなりそうな、以前入院していた病院から処方された薬もほぼ同じようなものを老健が提携している病院から頂けるとの事だった。
前回、面会に行った際、サービス付高齢者住宅等の資料を持って行ったが、この調子だと自宅に帰る事を前提に物事を進めなければならない。
介護用ベッドはどうするか?食事は宅配業社に依頼するか?デイサービス等の活動は行った方が良いのか等、様々シフトチェンジして考えなければならない。
家族としては少しでも心配事を減らしたいが、チコちゃんの立場になって考えるとやはり自宅に帰って自由度の高い生活がしたいんだろうなぁと思う。
ただ、担当の方も言っていたが、ひとりの生活に戻ると、食事が疎かになったり、ついアルコールを摂取したりしてしまいかねない部分が非常に心配である。
老健での生活でストレスが溜まっているのか、少し苛立っているようで、「ここにおったら違う病気になるわ!」と言っていた。
自宅に帰るなら食事や生活について、諸々の約束を守ってもらわなければ家族としては心配だと話したが、少し強い口調で「わかってるわ!」と言っていた。
少し後味の悪い感じになってしまったが、仕事に戻らないといけない時間になったので帰ろうとすると、いつものように出入口まで見送ってくれた。
改めて振り返ってみると最初に入院した病院の主治医に「仮に元気になったとしても歩く事は難しいでしょう」と言われた事を思い出すと、出入口まで見送れるまでに回復した事は凄い事だなぁと感じる。
帰り際、チコちゃんのストレスが少しでも軽くなって心身ともに健康に向かって欲しいと思った…。
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